血脈  下

 平成13年3月発行。612ページ。

 

 佐藤愛子の結婚、離婚、再婚、離婚。夫の借金、多忙な作家生活。

 

 65歳から77歳まで血脈を書きづづけ、平成12年(2000年)完結。

 

 テレビなどを観て、著者は怒りの人だという印象があり、好みではなかった。血脈を読んで、さもありなん、と理解できた。

 昭和の時代を生きた父、母、それぞれの価値観の流れを受けて、自分なりに かくなければ の思いに縛られていた。学生時代に寮生活をして縛られた価値観から開放された。子供も大学はそれぞれ自宅を離れて暮らし、親の価値観から開放できたことはよかったと思っている。

 さて、令和の時代は親子それぞれどういう価値観でいくのか楽しみ……かな。