牧子、還暦過ぎて チューボーに入る
内館牧子 著、主婦の友社 平成30年
「旬の食材」「季節の料理」「行事食」三点をできるだけ守っている。これが「医食同源」につながると思う。
体調のいい人もよくない人も、だまされたと思って作って欲しい。すごいスープである。
一人分材料 じゃがいも1個、人参10cm,干し椎茸4枚、
玉葱1/2個、ベーコン、日本酒大匙1、水3カップ、塩少々
作り方 じゃがいもは皮をむき賽の目に切る。人参も賽の目に切る。水で戻した干し椎茸は石づきを取り薄切り、玉葱は皮をむいて半分に切り薄切り。鍋に入れ強火にかけ沸騰したら弱火にして30分ほど煮て塩を加え火をとめる。
「食べることは生きること、生きるためには食べることが大切。」台所をあずかる人というのは、命をあずかっている。
摂ったらいい油 バター、ラード、オリーブオイル、エゴマ油
避けたらいい油 ①マーガリン②ショートニング③サラダ油
①②は液体の植物油に水素を添加することで固形化している。この処理の際トランス脂肪酸を生む。健康に悪い脂質。③は高度に科学的に作られている。
本のレシピでスープを作った。仕事を終え食欲がない夕食には食べやすい。材料のうま味がゆっくり煮込むことでしみ込んで美味しい。すごいスープというのはコンソメなどの味付けをしなくても美味しくできるということが、すごい、という。塩もあまり使いたくなかったので冷蔵庫に作りおきしてある水だし(椎茸、昆布、鰹節)を使った。これまでは柔らかくなったらコンソメか醤油を少し加えていたが、ゆっくり煮込むことで味付け不要で美味しくなることがわかった。