老人はAI社会をどう生きるか

松原 類 著 老人はAI社会をどう生きるか

        祥伝社新書 2020年12月

 

 AI(人口知能)、ビックデータ(大量のデータ)、IoT(インターネットとモノの融合)など多くの技術によって高齢者は将来を安心して過ごせることがわかってきた。5G(4Gよりも良い携帯電話の電波)は第五世代の通信という意味。1Gは携帯電話の頃、2Gは携帯が小さくなってメールができた頃、3Gはアイモードになったり写メールができた頃、4Gは今のスマホが一般化したということ。自動運転で最終的な責任は人間。問題点は何もしていないのに責任を取らされること。事故の直接的原因は機械です。誰かが責任を取らなければいけないので、今は仕方ないと考えれれている。AIで孤独がなくなる。これまでは人と人がそろわないと連絡できなかったが新しい技術により改善される。今後はAIと話すようになり「さみしい」は感じなくなる。AIが人の寿命を延ばし衰えた体の機能を補う。介護期間は短くなる。AI時代になると高齢者に求められるのは「頼る力」「任せる力」。

AIを使って普段の生活をするには「自分の考え以外を信じる」必要がある。AI時代には、新しい考えに耳を傾け、場合によってはそちらに任せてみる。高齢者にありがちな頑迷固陋(がんめいころう)さを脇にどけて柔軟に対応することが大切。若いときの能力が劣化しても生きていくことができる。この力を向上させるのがAIがもたらす新しい時代と社会です。

 

 読むのに2週間かかった。買った本だから途中で投げ出せない。読みすすんだり戻ったりの繰り返し。タイトルに「老後」がついているため買った。私のことだと、注意が向く。

 「自分のことは自分でしなけらばならない」意識が強い中で、頼る力、任せる力、という新しい考え方を持ちたいと思った。時代が変わる、自分も変わる、柔軟さは難しいが、少しだけならできる。