あなたのゼイ肉、落とします

垣谷美雨 著 あなたのゼイ肉、落とします 双葉社

                  2016年

 

「いつかは父にもわかってもらえると思って」

「その考え方は間違っています。親にわかってもらう必要などありません。あなたはあなたの道をいけばいい」

「私は親不幸ですね」

「違います。親というものは子供が生き生きと楽しく暮らしているのを見るのが、いちばん幸せなんです」

お父さんお母さんの言いつけをきちんと守りましょう。「もうそろそろ親を裏切ってもいい頃です」とは誰も教えてはくれなかった。「危険な方向へ進まない限り、自由を与えるのが最大のはなむけ」

 

 

感想:面白い。ゼイ肉を落とすことをきっかけに、生き方を見直すことにつながる物語。学校や親に教えらたことを昭和時代の基本で子供に対すると理解が及ばず、不安もよぎる。著者は物語の中で、きっちりと今の考えをことばにする。不安がふっとんですっきりする。