うちの父が運転をやめません

垣谷美雨 著 うちの父が運転をやめません  

            KADOKAWA 2020年2月

 

 また高齢ドライバーの事故が起きたよ、主人公はニュースに目を向けた。78歳っていえば、父親も同じ歳になるのだ。うちの親父に限ってとは思うものの、不安になってきた。夏に帰省した時に、父親に運転をやめるように説得を試みるが、不首尾に。通販の利用や都会暮らしもトライする。主人公自身自分の将来が気になりだした。自分の将来、息子の将来、両親の将来も、行動することで開けてくる。

 

 

感想:面白い。田舎で高齢者にとって車の運転は必需品。買い物ばかりではなく、人や社会とのつながりも運転なしにはできない。主人公の行動が解決の糸口になる。地区の公民館などの行事でつながりの取り組みもあるが年数回では、なじめず参加しにくい。気持ちを開いていく努力が必要なのかもしれない。