樋口恵子、上野千鶴子 著 人生のやめどき
マガジンハウス、2020年9月
家族のやめどき、人間関係のやめどき、社会のおりどき、自立のやめどき、人生のやめどき、自分のやめどき、考えの違う二人の対談。
孫より子どもが大事。それよりもっと自分が大事。おひとりさまの自由を手放さない新世代の祖母たちが登場した。
人生百年になったんですから、街づくりも変わるべきだし、老人は飲食店に恵まれた駅から近いところに住むべきだ。
樋口恵子からおりて、上野千鶴子からおりて、穏やかに過ごす……素晴らしい表現。
感想:認知症になったら、自分のやめどき、とは新しい発想だと思った。ひとつづつやめどき、を考える年代になった。