ハチミツ

橋本 紡 ハチミツ 新潮社 2012年6月

 

 

「ニュージーランドの有名な蜂蜜マヌカハニー。現地に行ってみたけれど、この花の密だけで作られて、他の蜂蜜とは風味がまったく違う。グレートバリア島ってところなんだが。どうする。買っておこうか。」という電話から父親の飛行機事故騒動。三姉妹のそれぞれの人生に転機が訪れる。最終章でホームパーティのローストチキンの下味に例の蜂蜜が使われる。

 

感想:ハチミツというタイトルに惹かれて読んだ。日常が描かれ続けるうちに三姉妹の性格、取り巻く人、父親の人生が解き明かされる。日常で三姉妹が揃う食事のシーンが美味しそうに描かれ、何気ない会話にあるシアワセを感じる。自分の日常の食事時間の大切さを知った。