プラハの春

春江一也 著 プラハの春 集英社文庫 2018年3月

上 1667年3月 プラハ。チェコスロバキアは共産主義の抑圧から脱し、経済改革と自由化への気運を高めつつあった。日本大使館員の主人公は美しい女性と出会ったが、東ドイツの反体制活動家だった。外交官として当時勤務中だった著者が、自らの体験をもとに描いたラブロマン。

 

下 1968年4月 プラハ。時代の奔流に呑み込まれ、歴史の闇に葬られる哀しい愛を描く。

 

感想:ミステリーな事柄が次第に解き明かされる、物語の進展が面白い。主義主張のない自分のふがいなさと 安楽に過ごす日々のありがたさを感じた。共産主義社会のありようを、物語で知った。