88歳の自由

曽野綾子 著 88歳の自由 興陽館 2020年7月

 

 人間80代まで生きると、後はもう惰性ですむ……本当の自由を得る条件は年なのだ。88歳になれば、何をしてもいい。……家の資産を使い込まない限りである。88歳は、誰からも期待されることのなくなった年齢だ。人間が完全なる自由を得るには、期待されないことも条件の一つだ。88歳の自由は本物だが、周囲の期待から捨てられた人だということでもある。…もう残りの時間がない。…厳しい輝きもある。…やはり年月の重味がいるのである。

…高齢になるということは、途方もない解放を与えるものだ。…生き続けているということは、その人の運命が「生きなさい」と命じていることだから。だから表面だけでも明るく日々を送って、感謝で人を喜ばせ、草一本抜くことや…皆の役に立つ生活を考えればいい。…人生が虚しいと感じるのは、何をしたらいいのか、わからないから。目的がないからじゃないですか。つまらないと不平をこぼす前に、小さな目的をつくり、自分で行動してみることです。

 

 

感想:高齢になることを 楽しめる意識がわいた。何をしてもいい!期待されないことが自由!

縛られた意識を変えて 気楽に毎日を過ごす知恵を拝借してようで 気持ちが軽くなった。