梅切らぬバカ

2021年11月公開。

梅切らぬバカ

 

老いた母親と自閉症を抱える中年の息子が社会の中で生きていく様、地域の偏見や不和といった問題を取り入れながら、親子の絆や他の人間の触れ合いを描く。

タイトルは「樹木にはそれぞれの特徴や性格があり、それらに合わせて世話をしないとうまく育たない」から転じて「人間の教育においても自由に枝を伸ばしてあげることが必要な場合と手をかけて育てあげる必要な場合がる」ことを意味することわざ「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」からきている。

 

感想:生きている存在そのものが愛おしい自閉症の息子を大切に育てる母の姿が雄々しい。人それぞれの気持ちのやりとりは、意味があり、あたたかさがある。それぞれの性格を受け入れあって寛容に生きたいと思った。