内館牧子 著 すぐ死ぬんだから
講談社 2021年8月
78歳のハナは、ある日実年齢より上に見られて「人は中身より外見を磨かねば」と目が覚める。夫が倒れたことから、思いがけないことを知る。
感想:とても面白い。読むのに夢中になる。本音があふれて 共感して笑える。
そして、ハナがつぶやくのは、
あと10歳若ければ…と。
そうか10年後は、今の自分の若さを なつかしむのか。若い時代は成長あるのみだった。高齢になったら、10年後のために今の自分を継続できるようなメンテナンスすることが必要だと思えた。できる範囲で時間とお金をかけることも仕方ないかもしれない。