一橋桐子(76)の犯罪日記

原田ひ香 著 一橋桐子(76)の犯罪日記 徳間文庫 

2022年8月

 

 桐子は結婚もせず、76歳になっていた。年金と掃除のパートで細々と暮らしているが貯金はない。このままだと孤独死して人に迷惑をかけてしまう。絶望していたある日、テレビを見ていたら、高齢受刑者が刑務所で介護されている姿があった。桐子は「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索しはじめる。

 

感想:タイトルの……76歳…に興味を持った。読む進めるほどに、おもしろい展開になる。

 孤独死するのではないかという不安は私にもかすかにある。主人公は人とのつながりで先行きの不安はやわらぐ。自分にとっても わからない先のことを心配しないで、その時になったら、周りに助けを求めよう。どうにかなる。日々のささやかな日常の今を楽しんいきたいと思う。