和田秀樹 著 老害の壁 エクスナレッジ 2022年12月
高齢者の場合…やりたいことがあればチャレンジするのはよいことですし一概に否定しませんが…「できることを増やす」のが脅迫観念になってしまうと…失敗したときに…持たなくてもよいコンプレックスを感じることになりかねない。…結果を求めなくてよいのです。
物知りよりも思想家になりなさい。自分の頭で考えて、一つの結論を導きだす、アウトプットができないといけない。…自分の考えを文章にしてみることが大事です。脳の老化防止、特に前頭葉の老化防止になりますから、自分の頭で考える習慣づけをおすすめします。
年をとったら、やり残していることはやっておくべきです。その一つとして提案したいのが、昔の友人に会うことです。…顔をあわせればいくらでも話題はあります。
感想:世間や自分がつくる「かくあるべし思想」にはまらず、自分で考えることの大切さを認識した。マスコミで取り扱われる高齢者が現実そのものかを疑問をもって自分で考えたいと思う。そして自分はどのように行動するかを決めたい。