和田秀樹 著 感情バカ 幻冬舎 2018年1月
年を取ると、前頭葉が委縮してきます。…弱いレベルの保続が、感情や思考に出るのではないかと考えられている。
人間が感情的になるのは「不安」になったとき。不安なときには、こうしなければ大変なことになるという心理が強くなる。不安心理というものは、人間の言動や判断を大きくゆがめ、疑うとか、ほかの可能性を考えることをできなくさせる。このことは逆に考えれば、不安心理に振り回されない、時間をかけてほかの可能性を考える、人に相談する、ということになる。
かくあるべし思考の人は、自分がその状態でないと苦しみを感じ…他人に対しても…許せないという怒りを感じ、…好ましくない判断、思考パターンです。
感情的にならないためには、時間をかけて考えることも重要です。
感想:時間をかけて考えている。欲しい物の購入、行動したいこと、判断する時は、ノートに書いて1週間は考える。最終判断が1週間で変化して我ながら笑ってしまうことがよくある。ノートに書いておかなければ忘れるというのが一番の理由だが、いろいろ考えて判断した経過を確認できる。
時間があることは 豊かなことで ありがたい。